先週末で終わりのはずだった歌録りを、昨日スタジオに無理なお願いをして、再度録り直した。
それもこれも、さあ、これから歌録りだ!というタイミングで、花粉症の症状が出てしまい、鼻の調子が最悪なままレコーディングに臨んだため…
薬を飲んでダマしダマし歌ってはみたけど、メンバーからは「鼻声だ!」とダメ出しをくらい…また、薬を飲んだからか、ピッチも多少フラット気味になってしまっていた。
一度はこんなもんだろうと、持ち帰ったのだけれど、聴いている内に、微妙なズレが気持ち悪くてしょうがない…
このアルバムと、ずっと付き合って行くのか…
そこで、迷惑は承知で今回お世話になっているスタジオのSさんに録り直したい旨を相談した。
そうしたら、普段は歌うたいのSさん、この日も予定があったにもかかわらず
「気持ちはとてもわかりますから納得されるまでやりましょう、土曜の夜遅くからなら大丈夫ですよ」
と言ってくださった。
普通のスタジオなら、こうはいかない。
その甲斐あって、なんとか納得が行く物を録り終えることができた。
本当にありがたいことだ。
きっと今回のアルバムを聴く度に、仏のSさんのことを思い出すだろう。
そして皮肉なことに、歌録りが終了したら、花粉症は治まった…
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