花粉症のやつめ…

昨年のまだ暑かった頃に始めたレコーディングがようやく終わろうとしている。
始めた時は、まさかこんな季節までかかるとは思わなかったで、花粉症という煩わしく、厄介な物のことは全く計算にいれていなかった。しかし、この最終段階で、この花粉症に嫌というほど妨げられることになる。皮肉にも、オケを録り終え、さあこれから歌録りだというタイミングで、この花粉症の症状が出てきやがった…
なので、せっかくスタジオに行ったのに、鼻声なため歌を録らずに帰るという日が何日か発生して、予定よりかなりおしている。
前回も、歌を入れたのだけど、メンバーから、鼻声が気になると言われ録り直し…
そして今週再度挑んだわけだが…
歌っている途中から発作が出てきた。
歌の調子がいい時は、喉に程よい引っ掛かりを感じるんだけど、鼻の調子が悪くなると、空気の引っ掛かりがなく、抜けてしまい思うようにコントロールできず、発声にキレがなくなってしまう。
こうなってしまうと、薬に頼るしかなく、飲み薬、点鼻薬、で症状が収まるのを待つしか無い。
今回はその甲斐あってか、奇跡的に回復して、何とか残りの曲を録り終えることができた。
それもこれも今回お世話になっているスタジオのおかげだ。普通のスタジオではこうは行かない。またその辺りはアルバムが完成後に書くとするが、今回のアルバム、そんな背景を想像しながら聴いて欲しい。

アルバムタイトル
「点鼻薬をさしながら…」

ウソ